ビオチンの効果。

ここではパントテン酸と共に働くビオチンの紹介をしています。
皮膚の健康を保つ効能がありますので、「肌のビタミン」とも呼ばれており、奈美悦子さんが掌蹠膿庖症をビオチンを用いた療法で治療した事から有名となったビタミンでアトピーの改善などにも役立ちます。
副作用が少ないため、サプリメントでも人気の栄養素です。

ビオチンの効能

掌蹠膿庖症を改善します。

無数の膿疱(膿)を持つ湿疹が手の平や足の裏に現れて、痒みなどが伴う皮膚病である掌蹠膿疱症の患者は、血中ビオチン濃度が正常の値に比べて著しく低下している事が分っており、医療機関での実際の治療もビオチンの投与が行なわれています。

女優の奈美悦子さんもビオチンの摂取により掌蹠膿庖症を克服されています。

アトピーの改善に役立ちます。

アレルギー物質であるヒスタミンを体外に排泄する働きを持つため、アトピーの改善に効果があると言われています。

ビオチンは美肌に役立ちます。

「肌のビタミン」とも呼ばれているビオチンは、血流を良くし、細胞の活性化や老廃物の排出にも役立ちますので、皮膚の健康を保つために大事です。

ビオチンは健康的な毛髪を作ります。

アミノ酸の代謝に関わる酵素の補酵素として働きますので、不足するとたんぱく質が上手に作れずに、脱毛や白髪などの症状を引き起こす場合があります。

筋肉痛を予防します。

ブドウ糖(糖分)の代謝時に発生する乳酸を分解し、再びブドウ糖へリサイクルする(糖新生)効能を持っていますので、結果、筋肉痛や疲労感の予防に役立ちます。

ビオチンの摂取量

食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2005年版)では、1日あたりの摂取目安量は、成人45μg(マイクログラム)で上限量については記載がありません。

水溶性ビタミンであるビオチンは、多量に摂取しても、速やかに尿中に排泄されるので、過剰症は無いと言われています。

副作用について

現在のところ、副作用は報告されていません。
推奨されている量の摂取では、かなり安全性が高いと言われています。

上手に摂取するために
  • ビオチンは、レバー、大豆、卵などの食品に多く含まれています。
  • 8種のビタミンB群は、お互いに協力しながら効果を発揮しますので、バランス良く摂取することが大切です。

・本サイトの利用は、パントテン酸の基礎のトップページにある注意事項をよく読んでご利用下さい。

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