ナイアシンの効能を解説。

ここではパントテン酸と共に働くナイアシンの紹介をしています。
別名「ビタミンB3」と呼ばれ、肌を健康に保つ効能から「肌のビタミン」と呼ばれることもあり、まいたけなどの食品に多く含まれています。
糖尿病の改善や統合失調症の緩和に期待されていることから、サプリとしても人気です。

ナイアシンの効果

糖尿病の予防や改善に役立ちます。

炭水化物などの糖質の代謝を得意とするナイアシンは、血糖値を下げる働きを持つインスリンの合成に欠かすことができません。

ナイアシンは、肌の健康を保ちます。

皮膚や粘膜を正常に保つのために欠かせないビタミンであるナイアシンは、不足すると、肌荒れや口内炎が起こりやすくなります。

二日酔いを予防します。

肝臓でアルコールを分解するためには必要なナイアシンは、二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドを分解する効果もありますので、二日酔いの予防に大事です。

生活習慣病を予防します。

血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効能があり、血管を拡張させる作用を持つナイアシンは、血液をサラサラにして、動脈硬化などの生活習慣病を予防します。

統合失調症の緩和に期待されています。

うつや統合失調症などの心の病気は脳の病気と考えられており、脳の栄養状態をバランス良く保つことが最も重要だと言われています。

ナイアシンを中心とした栄養療法は、現在では精神科領域だけでなく広く一般医療においても治療の分野で用いられています。

ナイアシンの摂取量

ナイアシンは「ニコチン酸」と「ニコチン酸アミド」という物質の総称で、それぞれに上限量が異なります。

食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2005年版)では、一日あたりの推奨量として、成人男性15mg、成人女性12mgとされており、上限量については男女ともに、ニコチン酸100mg、ニコチン酸アミド300mgとされています。

上手に摂取するために

ナイアシンは、まいたけ、かつお節、たらこ(生)などの食品に多く含まれています。

ミネラルのクロムと同時に摂取することにより、少量のナイアシンで血糖値やコレステロール値が減少すると言われています。

こぶ茶」と同時に摂取すると、ナイアシンの吸収が低下しますので、注意が必要です。

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